デザイン素材としてのレシート:小道具、モックアップ、投稿
レシートには非常に固有の視覚言語があります。等幅の文字、ドットリーダー、破れた縁、下端のバーコード。この言語は瞬時に「本物の取引」として読まれます。だからデザイナーは絶えず借用します。映画の小道具、荷物に入れるカード、ポートフォリオのモックアップ、何かをレシート形式で並べるSNS投稿。うまくやれば美しい手法ですが、雑にやれば偽造になります。
レシートを本物らしく見せるもの
重要な順に四つ。等幅の文字。レシートプリンターは常に一つの文字幅しか持たなかったからです。ドットリーダーで揃えた列。価格の列は固定のグリッドに乗らなければならないからです。破れた、あるいはギザギザの下端。プリンターのカッターが残す痕です。そして不完全さ。本物のレシートはわずかに褪せ、わずかに傾き、決して完璧には中央に揃っていません。真っ白な紙の上の非の打ちどころのないレシートは、デザインのモックアップとして読まれます。ポートフォリオにはまさにそれが正解で、映画の小道具にはまさにそれが不正解です。
よくある使われ方
映画や舞台の小道具は寄りのカットに耐えるレシートを必要とします。時代に合った価格、もっともらしい店名、そして1994年のレシートに非接触決済の行があるような現代の綻びがないこと。パッケージのデザイナーは、荷物に収まる礼状としてレシート型のカードを使います。エディトリアルやSNSは、この形式をリスト表現として使います。買い物ではなく出来事を並べる「一年分のレシート」は、形式がこれほど見慣れているからこそ機能します。プロダクトのデザイナーは、実在する顧客情報を出さずに決済フローを見せるためにレシートのモックアップを使います。
越えてはいけない線
ここまではすべて正当な創作です。実在する事業者のレシートを模した書類を、返金を得るため、経費を計上するため、保険金請求を裏づけるため、あるいは雇用主を欺くために作れば、それは詐欺であり、どこでも詐欺として訴追されます。違いは作り方ではなく、その書類を何として提示するかにあります。小道具やモックアップには架空の店名を使い、ポートフォリオではサンプルデータと分かるようにし、実在企業のブランドを、その企業が発行していないレシートの上に決して再現しないでください。
よくある質問
小道具のレシートに実在の店名を使えますか。
避けてください。その事業者が発行したことのない書類に実在の商号やロゴを載せるのは、よくて商標の問題、悪ければ偽造の問題です。名前を創作してください。美術部がそうするのはまさにこの理由からで、架空のブランドが映画をまたいで何度も登場するのもそのためです。
モックアップのレシートを古びさせるには。
印刷して、手荒に扱うことです。折り、一日ポケットに入れ、暖かい光の下で撮影します。デジタルの経年フィルターは色を当て、折り目を外します。そして目が年月として読み取るのは折り目のほうです。
自分の記録用にレシートを作るのは合法ですか。
合法です。帳簿のために自分のレシートを再現すること、個人の支出を把握すること、褪せた原本を差し替えることは、ごく普通の記録管理です。問題が生じるのは、その書類を、発行したことのない事業者が発行したものとして他人に示したときだけです。
いますぐ作ってみる。 注文を入力し、一行ずつ印刷される様子を眺めて、PNGでダウンロード。無料、ブラウザ内で完結、どこにもアップロードされません。
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